「第1回高知とさっ子メディカルラリー」に参加してきました!

2025年9月14日(日)、株式会社フォーティ・エスは、高知医療センターで開催された「第1回 高知とさっ子メディカルラリー」に参加してきました。このイベントは、将来を担う子どもたちが「命を守る大切さ」や「応急処置の重要性」を学ぶことを目的としたものです。
参加したのは小学4〜6年生の子どもたち。3人1組でチームを組み、なんと15チーム(45名)とその保護者の方も参加されました!チームで協力し、『目の前で人が倒れたらどうするのか』をテーマに応急処置や119番の流れを各ステーションを周り、実際に体験しながら学習しました!

学びのはじまり ― 講習会
まずはホールに集合し、心肺蘇生法や外傷処置について講習を受けました。子どもたちは椅子に座って前をしっかり見つめ、講師の話にうなずきながら聞き入っていました。普段は元気いっぱいの小学生たちも、このときは真剣そのもの。応急処置の重要性をしっかり理解しようとする姿が印象的でした。講習のあとは、待ちに待ったドナルドの登場!


子どもたちは「えっ、ドナルド!?」と驚いたり、初めて見る子はキョトンとした表情を見せたりしていましたが、優しい仕草で子どもたちに近づくドナルドを見て、すぐに笑顔が広がりました。一緒に簡単な体操をすると、子どもたちは大盛り上がりでした!「むずかしい〜!」と笑いながらも一生懸命体を動かし、会場には子どもたちの笑い声が響きました。保護者の皆さんからは「キャ〜♡」と黄色い声援も飛び、ドナルドは子どもから大人まで大人気でした。
~ 本格的な体験学習 ― 各ステーションを周って ~
続いて、子どもたちはチームごとに様々な体験が出来るステーションを周りました。現場をリアルに再現した「シナリオステーション」と、遊び心を交えた「サービスステーション」があり、どのステーションも子どもたちの真剣な表情と笑顔であふれていました。
① 交通事故対応(止血・骨折)
交通事故でのけがを想定したステーションでは、止血の仕方や骨折時の固定を体験しました。止血方法ではガーゼやタオルで傷口を強く押さえ両手で体重をかけて圧迫するなど学び、参加者からは「こうすれば血が止まるんだ!」と目を輝かせながら学ぶ子どもたちの姿が印象的でした。骨折の対応方法については、骨折部分を固定し安静を保ち添え木やタオルで固定するなど応急処置を学びました。
② 介助・車椅子体験
ドナルドが実際に車椅子に乗り、子どもたちが押す役に挑戦!「速すぎると危ないよ」「優しく押してね」とアドバイスを受けながら、スピードや押し方を学びました。また、倒れている人を安全に起こす方法も実践しました。



③ 窒息対応
おじいちゃんが食べ物を詰まらせた場面を想定し、背中をたたいて吐き出させる方法を練習をしました。「だいじょうぶですか?」と声をかけながら介助する練習をしました。保護者からは、「頼もしいなあ」という声もありました。


④ BLS/AED体験
このステーションでは、実際のマクドナルドの店舗を再現し、マクドナルドのクルーを体験。マクドナルドの制服を着た子どもたちの目の前で、楽しみに食事を買いに来たお客様が倒れたら、、、、というシチュエーションに遭遇。
胸骨圧迫やAEDの使い方を実践しながら、周囲に大きな声で助けを求めていました。恥ずかしそうにしながらも、最後は堂々と声を出せるようになり、大きな成長が感じられました。


⑤ 特別マクドナルドステーション
ここではマクドナルドスタッフと一緒にマクドナルドの豆知識のクイズに挑戦!!「これ分かる!!」「これ難しい!!」などと子どもたちは盛り上がっていました!
クイズコーナーの隣ではドナルド・マクドナルド・ハウスについて説明をさせて頂き、参加された小学生の両親の方へもハウスの重要性を理解して頂きました。


クイズを一生懸命頑張っている子どもの所に突然、、、まさかのくろしおくん登場!!ドナルドとくろしおくんの異例のコラボが実現しました!!

⑥ 水難救助
このステーションは、他のステーションとは違い臨場感があり、子どもたちもより一層は集中して学びました。逼迫した状況で学ぶことで命を守る大切さを正しく理解することが出来ました。
⑦ 結索・結び方体験
消防士さんの指導のもと、ロープの結び方など練習しました。最初は「むずかしい!」と言っていた子どもたちも、繰り返すうちにコツをつかみ、嬉しそうに成功を報告していました。

子どもたちの成長と学び
どの体験でも、子どもたちは仲間と協力し合い、自分で考え、行動に移すことができていました。大人が手を出す前に「自分でやってみる!」という姿勢が強く感じられ、頼もしい姿にスタッフも胸が熱くなりました。
ドナルド・マクドナルド・ハウス募金にも参加しました。
イベント当日、「ドナルド・マクドナルド・ハウス募金」に協力しました。募金に協力してくれた保護者や職員にドナルドがサインをしてくれる。というサプライズもありました!子どもたちと一緒に命の大切さを学ぶと同時に、病気と闘う子どもたちとご家族を支える活動にも参加でき、貴重な経験が出来ました。


さいごに
今回の「高知とさっ子メディカルラリー」を通じて、子どもたちは命の大切さや思いやりの心、大切な応急処置の重要性を学ぶことができました。普段学ぶことが少ないが、実際に起こりうるかもしれない状況に対して、楽しみながらも、一生懸命参加していました。
勇気を出して参加してくれた子どもたち、支えてくださった保護者の皆さま、そして多くのスタッフの皆さま、本当にありがとうございました。





フォーティ・エスはこれからも、地域の子どもたちと一緒に学び、成長できる取り組みに積極的に参加してまいります。
