【 退任式 】植田泰正 代表取締役 -50年の歩みと,未来へのバトン-

 

2025年7月9日、株式会社フォーティ・エスは、半世紀にわたりマクドナルドビジネスに身を捧げ、道を切り拓いてこられた植田泰正代表取締役の退任式を、OMO7高知 by 星野リゾートにて執り行いました。

 

植田泰正オーナーは、1974年4月に日本マクドナルド株式会社に入社。その後1987年7月に「有限会社ウエダ」を創業し、フランチャイジーとして独立。1992年3月に福岡県から高知県へサイトチェンジし社名が「株式会社フォーティ・エス」に変更となりました。

2006年には高知県にある13店舗すべてのマクドナルドを一手に担い、日本で初めての1県1オーナーという偉業を達成しました。

 

2023年には外食産業で県内売上高No.1を達成。まさに、植田泰正という名は高知のマクドナルドの歴史そのものでした。そして2024年12月、次世代への経営承継を果たし、代表取締役の座を退かれました。

 

 

この節目の式典では、泰正オーナーの50年257日、実に18,520日にも及ぶ歩みを振り返る特別映像で幕を開けました。続いて、日本マクドナルド株式会社の福嶌BCよりご挨拶とともに、オーナー会からは長年の功績を称える「ポテトのバギングスクープ」が贈呈され、フランチャイジーの道を築いた功労をたたえました。

 

余興では、爆風スランプの「Runner」を社員が熱唱してくれ、まさに泰正オーナーの人生を走り切った軌跡を称える一幕に。当日お誕生日でもあった泰正代表に、社員たちが心を込めて用意したオリジナルイラスト付きの誕生日ケーキが手渡されました。

第二の余興では、「川の流れのように」が披露され、泰正オーナーが歩んできた激動の時代と、そのなかで常に穏やかに流れ続けてきた情熱と信念が胸を打ちました。

送別の品として贈られたのは、従業員一人ひとりの想いが詰まった寄せ書きアルバムと、フランチャイズ開業からの38年と重なる“38年物のワイン”。この深い味わいは、泰正オーナーの歩みそのものをきっと表してくれると思います。

そして祝辞を贈ったのは、長年苦楽を共にしてきた“1号社員”の久場店長。会場は、世代を超えて受け継がれる想いに包まれました。

最後には、これまでの歴史とその偉大さを映像に収めた感動的なムービーが上映され、参加者の多くが目頭を熱くしました。

未来へ、泰正オーナーのDNAを胸に。

泰正オーナーの背中を見て、私たちは「マクドナルドとは何か」「人を大切にする経営とは何か」を学んできました。その歩みはまさに、高知の地にマクドナルドの文化を根付かせ、地域に笑顔を届けることに尽力した50年の歴史そのものです。

植田泰正という人物が築いた「フォーティ・エス」は、ただの企業ではありません。それは志と情熱が息づく、地域と人に愛されるコミュニティです。これからは、私たちがその思いを受け継ぎ、未来へと進む番です。

 

「無事、これ名馬なり」一歩、一歩、積み重ねれば、50年になる。」その言葉を胸に、私たちフォーティ・エスは、泰正オーナーの想いとともに、次の50年を歩み始めます。

“川の流れのように”、泰正オーナーの想いと志は、これからも静かに、そして力強く私たちの中に流れ続けていくでしょう。

 

泰正オーナー、本当にありがとうございました。そして、これからもどうか、私たちの成長を、どうぞ温かく見守っていてください。

心からの感謝と敬意を込めて──
株式会社フォーティ・エス 一同